藍野学院の認定看護管理者教育課程で、「組織文化のマネジメント」についてセカンドレベルの研修をしました。
組織の文化を読み解き、変革を起こすべきときが来たと思っても、往々にして変革に抵抗する人たちがいます。
そういう人たちに、皆さんならどのようなアプローチをしますか?と研修生たちに問いました。
その答えが、とても素敵でした。
・納得できる根拠、わかりやすい説明をする
・変革による明らかなメリットを示す
・スタッフ全員で検討する場を勤務時間内に
・抵抗勢力の中から、自分達に共感しそうな人に働きかける
・明確な成果を示す
・他の部署で成功した人の話を聞く
などです。
現場の管理者たちの前向きな発言を聞いていると、私が用意したまとめのスライドは、無用でした。
自身の管理を振り返りながら、自分だったらどうするかという思考の中から生まれた発言は、どれも息吹を感じるものでした。
勝原裕美子先生
セカンドレベルの受講生です。迫力のあるご講義をありがとうございました。以前、人間関係がよくないといわれていた部署に配属になったさい、物理的環境はじめ、いろんなことがムラ化していたので、ケンミンショー方式と銘打って、リーダークラスのナースと一緒にうまくいってる他部署にさりげない見学ツアー行ったところ、一気に改善が進み、特にスタッフ面談などを行なわなくとも、人間関係の改善にも結びつき、環境と人間関係の関係の深さを実感したことがありました。
そこに根付いている文化、特に背後に潜むサブカルチャーを理解し、分析して、キーパーソンを探し当て、戦略をたて実践することが大切だということが、先生のご講義を拝聴してよくわかりました。
組織は生き物なので、本質を見抜く眼が重要ですね。
先生の目力はとても強く、清々しく美しかったです。貴重なお話をありがとうございました。本質を見抜く力を養うように、今日も勉強がんばります。ありがとうございます。
大阪国際がんセンターセンター 山田眞佐美
山田眞佐美様
コメントありがとうございます。
迫力ある講義・・・でしたか。
伝わるものがあってよかったです。