上尾中央総合病院で、新人職員向け倫理の研修をしました。
倫理の研修というと、堅苦しいイメージを持ちがちですが、
私の研修では、ほぼ「倫理」という言葉は使いません。
「よい看護とは?」「よくないと思う看護とは?」について、入職以来、実際に見聞きしてきた具体例を出してもらい、それをもとに話し合ってもらいました。
→ そこから引き出された”大切にすること”。
言葉にすると、看護師だったらあたりまえじゃないと思われるような文言かもしれません。
でも、具体的な場面を想起しながら考えた言葉ですので、
表現した人たちにとっては深い言葉です。
掲示されたそれらをみながら、
この人たちが、きちんとこういうことを表現し続けること、
それこそが倫理的なことなのだと感じたのでした。