機器の発達と看護師
神谷美恵子さんの随筆集『島の診療記録から』を読んだ。 著者は、昭和30年代から瀬戸内海にある国立療養所、長島愛生園で、らい患者(当時の呼び名で、今はハンセン)の精神科医療に従事したことで、よく知られている。 いろいろ書き… 続きを読む »
神谷美恵子さんの随筆集『島の診療記録から』を読んだ。 著者は、昭和30年代から瀬戸内海にある国立療養所、長島愛生園で、らい患者(当時の呼び名で、今はハンセン)の精神科医療に従事したことで、よく知られている。 いろいろ書き… 続きを読む »
安克昌(2020) 『心の傷を癒すということ:大災害と心のケア』作品社 1995年1月17日に我が身に起きたこと。そして、そこから数か月間の強烈な心的な動揺。また、それから数十年間にわたる落ち着かなさ。それは、誰に語って… 続きを読む »
『つながり:社会的ネットワークの驚くべき力』 ニコラス A. クリスタキス、ジェイムズ H. ファウラー著、鬼澤忍訳、講談社、2010 帯にこうある。「デジタルであれアナログであれ、人と人とのつながりのなかでしか人間は… 続きを読む »
『ダイバーシティ:生きる力を学ぶ物語』山口一男、東洋経済新報社、2008 目次は、次の三つだけです。(目次からしてユニーク) ●六つボタンのミナとカズの魔法使い:社会科学的ファンタジー●ライオンと鼠:教育劇・日米規範文化… 続きを読む »
『キリン解剖記』郡司芽久、ナツメ社、2019 無類のキリン好きだと称してきたけれども、 私よりはるかにキリンを愛している人がいた。キリン好きを職業に出来る幸せが、にじみ出ている。 この本を読んで、キリンが献体されるという… 続きを読む »
装幀家、菊地信義さんの仕事を追ったドキュメンタリー映画。デザインを四六時中考え、 考えたことを、一つ一つ手で探りながら表現していく菊池さんの様子に息をのんだ94分だった。 私は、 さわり心地がまったくない電子ブックに馴染… 続きを読む »
ノーマン・カズンズ著(松田銑訳)岩波書店 2011年 タイトルを見て購入した。病気の治癒にはユーモアが大切といった話かと思っていたが、そればかりではなかった。 実際、著者は 難病とされる病を 克服するために、意図的にスト… 続きを読む »
『座右の書『貞観政要』:中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」』出口治明著 、角川新書、2019 勝原私塾では、最終日に「覚悟」について考える時間を持ちます。 いろいろなセッションを展開しますが、 そのうちの一つが、共通… 続きを読む »
『ケーキの切れない非行少年たち』 宮口幸治 新潮新書 2019 昨年末、『下手くそやけど何とか生きてるねん:薬物・アルコール依存症からのリカバリー』(渡辺洋次郎著)をこのBlogでアップしました。 それを読んだ勝原私塾… 続きを読む »
著者の渡辺洋次郎さんとはお会いしたことはないのだけれど、 Facebookのお友達で、私の投稿によくコメントをくださる。 そのご縁で本書をお届けくださった。 そして、この2週間で、3回読んだ。 1回目は一気に読み通し、2… 続きを読む »