令和元年9月28日より、勝原私塾2期がスタートしました。
2期の塾生は、13名。
今回も、北海道や東京など遠方からも、そして三重や岡山などからも参加していただいています。
【day1】では、自らのキャリアをたっぷり振り返りました。
語り、語り、語り、さらに語る。まだ語る。
そう、語りつくせないキャリアを歩んできたことを確認し、そんな自分が今ここにいることの意味をそれぞれに感じてもらいました。
【day2】では、これまでのキャリアで大切にしてきたことを言語化し、それを部下、スタッフ、後輩、学生などのキャリア支援にどう活かすかを考えました。
たくさんの理論も紹介しましたが、それらは持論を確認するための手段。学びほぐしのためのツールです。
さて、私が役割理論について説明し、役割を演じることについて触れたときです。
塾生のAさんは、「仕事は素のままの私でしているから、別に役割を演じてはいない」と発言されました。
たしかに、話を聞いていると、仕事に向かう姿勢やマネジメントに関する考えからは、ぶれないものを感じます。それが、「素(す)」なのだということに周囲も納得です。
それでも、いつも素のままなのかと内省したAさんは、
「施設外の会議など、対外的な仕事をするときには、演じることもある」と気づきました。
そしてさらに、仕事以外では……その役を演じることがあるかも・・・と、笑いながら、とってもいい空気感で話してくれました。
人は、いろんな役割を持って社会生活を送っています。
その役割を担っているのだから、必要とされる演技も身に着けないといけないでしょう。
でも、無理に演技するのはしんどいことです。
何のためにその役割を担っているのかという、そもそもの役割の意味が場で共有されていれば、その演技もやがてナチュラルになるように思います。
まずは、そこからかなあ。
私塾では、塾生たちの発言や気づきから、私自身の考え方の偏りが修正されたり、育まれたりしています。私にとっても学びほぐしの場です。
塾生と、サポートメンバーに感謝です。
本当にその通りですね 人は人生の中で、自分の意思とは関係なく、自然といろんな役割を演じていると私は思っています。
大人として、夫として、親、息子、社員、友人などなど
ただ無理に演じるのは辛いですね
自身の中から出てくる、自然な自分でいられるといいなと思っています。
横川敏幸様
色々な役割があるから人生面白い。
役割葛藤を起こしたり、うまく役割をこなせなかったりも付きもの。
と…わかっていても、
やっぱり自然体でいられるのがいいと思ってしまいますよね。