この前の土日は、日本ファシリテーション協会関西支部主催の合宿。
システム思考がテーマでした。
ちょうど、ドネラ・メドウズの「世界はシステムで動く」を再読したばかりだったので、ワクワク度いっぱいの中でスタートしました。
世の中はシステムになっている。
だから、上手く回っているなあと思うことがあっても、
利害関係者の立場から考えたり、大局から捉えようと試みると、
そこには、正の循環だけではなく、負の循環や別の循環が絡み合っていることに気づきます。
私という人間は、そのどこかにいて、
喜んだり悲しんだりしているのです。
練習したけど、ループ図を描くのは、
それほど得意ではありません。
でも、みんなでシステム全体を考えながらループ図を作る作業は、
対話と自己内省の連続で、気付きがたくさんありました。
私たちのグループが選んだテーマは、
「ICTツールを持つ人も持たない人も幸せな社会とは」
でした。
必ずしも、全ての人がスマホやタブレットを持っているわけではないけれど、
世の中は。持っていることありきで進んでいる。
そこに取り残されている人も幸せであってほしい。
ループ図は完成を見ませんでしたが、
日頃から気になっていたことを、一日かけて考えられて、とても貴重な時間でした。