昨夜は羽田のホテルに宿泊し、今朝、博多入り。
照林社の「明日から役立つ管理セミナー」の講師をしました。
このセミナーは、渡邊千登世さん、松浦正子さん、加藤明子さん、そして私が、それぞれ人材育成、交渉術、労務管理、意思決定について70分ずつ話します。
その後、4人が前に並んで座って、受講生の方からの質問を受けるという方式です。
私が感心したのは、私以外の3人とも、会場からの質問に対して、よどみなくすらすらと答えること。
私ならこう答えるかなあと思うことの、内容においても応答のスピードにおいても、私の一枚も二枚も上手です。
私は、「どうしたらいいでしょうか?」と聞かれると、「どうしましょうかねえ」と思ってしまうし、「ヒントをください」と頼まれると、「どのようなヒントが欲しいか、そのヒントをください」と言いたくなってしまいます。
「経験から語ればいいのよ」とか「完璧な答えでなくても4人で答えたらいいんだから気楽に」と、楽屋では話していたのですが・・・。
この一問一答に苦手感を持ってしまった理由を考えてみるに、
・受講者が師長・主任であるが、私にその経験知がないこと
・やりとりの中から、本人が何かをみつけていくのを支援する方が得意であること
・他の3人がいるからと安心してしまい、集中力が足りなかったこと
・出番が最後で、休憩時間がないまま質疑応答タイムに突入したため、切り替えが難しかったこと
などが浮かびました。
このセミナー、2週間後(@名古屋)もあります。
今度の出番は1番目の予定。少しは、3人のように応えられればいいのですが。