いつか、「組織開発」が要らなくなる社会に

投稿者: | 2019年3月22日

昨日は、OD Association in Japan(ODAJ)の年次大会でした。

ODとは、組織開発のこと。
「ODはうまくいかないのか?」というのが今年度のメインテーマで、それについて一人称で語る場がたくさんありました。

組織のために、チームのためにと考えてODを進めても、
組織風土の壁、優先順位が異なる人や部署との壁、そして自分自身の中にある壁などがそれを阻むことがあります。

事例発表を聞き、グループワークを繰り返しました。
ほとんどが初めてお話する人たち。
職種も年齢も異なりますが、「組織」を思う気持ちでつながっていることで、
安心して、深いレベルで話ができました。
自らの体験や見聞きしたことを思いだし、
結構、内省もしました。

そして最終的に出た言葉は、
「組織開発を考えなくても、組織開発が進む社会にしたい」
ということでした。

できてないから、それを説明する概念が生まれる。
できていれば、そんな概念は要らない。

人が自分の力を十分に発揮し、他者をレスペクトする。
自律しながら、何でも言い合える関係性の中で互いが成長できるように助け合う。そして、パフォーマンスを上げて、業績も上がる。

どこもがそんな組織であれば、組織開発は不要かもしれません。
まあ、私の仕事はなくなるでしょうが。













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