少し前になりますが、
熊本済生会病院の看護部管理者の方たち向けに、
管理者倫理に関する研修をさせていただきました。
驚いたことに、
全員が、拙著『組織で生きる:管理と倫理のはざまで』を読み、
そこに掲載しているモデルを使って、自分たちの倫理問題を解き、
そのうえで、質問をまとめて参加してくれたのです。
(大学院のゼミみたいです)
いやあ、そのレジネスの高さといったら、
素晴らしいものでした。
通常、説明するようなことはほぼ割愛し、
要点だけをグサグサ話し、考えてもらうという3時間。
なんだか、とっても充実していたのです。
質問の質もはんぱない。
質問タイムにはすぐに手が上がります。
そして、誰かが質問をしたら、私が答えるのではなく、
まず管理者間でそれに対応します。
そしてひとしきり議論が終わったら、私に意見を求めてくるという具合です。
いつもとは異なる進行に、私も刺激を受けました。
今後の研修で使えそうなアイデアもわいてきました。
真剣勝負をしたみたいな心地よい疲れは、サイコー!でした(⌒∇⌒)