昨日、兵庫医療大学看護学部の4回生に
「リーダーシップとメンバーシップ」
の講義をしました。
指定のテキストがあるので、それに沿いながら、
でも、それだけではなくて、
伝えたいと思うことをレジメにして話しました。
たとえば、
●リーダーシップは現象。
モノではないので、フォロワーたちから、
「リーダーシップがそこにある」と認識されて初めてリーダーシップとなる。
●リーダーシップをとるには、フォロワーたちへの配慮はとても大切。
でも、それだけではリーダーシップとしては不十分。
たとえ嫌われても、目標に到達することが第一義的に大事な時も多々ある。
●集団の目標に向かうとき、そのときどきにふさわしいリーダーシップがある。
といったことです。
実は、学部生への講義は久しぶりで、講義のはじめは、ちょっと緊張していました。
でも、学生さんたちから、学びたい、聴きたいという姿勢が感じられ、
徐々に緊張もほぐれていきました。
そして、終盤には、「ガチでリーダーシップを学んでほしいと思っている」と
言ってしまいました。もちろん、本音というか、本気の強い思いです。
2週間後には別の講義をさせていただいます。
そのときには、今回の講義のコメントをいただけるとのこと。
何を学んだのか、何を感じたのか、それを知るのが楽しみです。