関西学院大学ビジネススクールでのセミナー

投稿者: | 2017年5月7日

昨年度に非常勤講師を務めた関西学院大学ビジネススクールで、
  「経営大学院で考えるこれからの病院経営Ⅱ」
というタイトルの連続セミナーをするとのこと。
昨日の第一回目で、講師を務めることになりました。

私のテーマは「組織で生きる看護管理者」。
私自身は、かつて組織で生きることを選び、
その後、組織で生きないことを選んでいます。

副院長・総看護部長をしていたとき、
他の病院で看護部長を経験したことのあるAさんが、
私の顔をみるたびに、こう言っていました。
 「あたなが管理者として現場にいる。それだけですごいことなのよ。」
って。
正直、そのことの深い意味を当時は十分理解できていなかったと思います。
今は、辞めたからこそ、その言葉の意味がよくわかります。

人としてどう生きるか、看護師としてどう生きるか、管理者としてどう生きるか、組織の人間としてどう生きるのか。
それが問われる毎日を、「やりがい」と表現したこともあれば、「それが仕事だから」と表現したこともあります。
そんな日々を思い起こしながら、「私は病院組織管理者として、どう生きていたのか」と考えながら話しました。

少し、前職と今の自分の統合が始まったようです。

関西学院大学ビジネススクールでのセミナー」への3件のフィードバック

  1. なり

    「やらまい勝ちゃん」が終わっちゃったと思っていたら、こちらが始まったと楽しみに、こっそり拝読してま…したが、コメントしたくなってしまいました。こんやの寄った勢いのせい?
    今回の「かつて組織で生きることを選び、その後、組織で生きないことを選んでいます」というところ、組織論やリーダーシップ論の(きっと、いまでも形を変えた)実践者である勝原さんがそう思うところを聞いてみたいです。

    返信
    1. katsuhara 投稿作成者

      なり様

      やらまい勝っちゃん の頃から読んでいただいているのですね。
      ありがとうございます。

      ご質問の件、
      深い意味はありません。
      組織に残るか去るか…葛藤の末、後者に決めたという事で、文章そのままです。
      次のことをきめずに、定年でなく辞めるろいうのは、大きな決断だったという事です。

      形を変えた実践者…その言葉、気に入りました!

      返信
      1. なり

        勝原さんが返事くださっているなんてうれしい!
        「形を変えた実践者」はコピーライト取ってませんし、そもそも勝原さんに捧げたことばですから、気に入ってくださったなら、ぜひぜひ活用していただけるとうれしいです(^^)

        返信

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