週末の勝原私塾で、ある病院のB師長の話を聞きました。
専門性の高い3つの職場がくっついて1つの職場になったのだけれど、
それぞれが、今までやってきたやり方や思い、そして誇りがあるから、
いろんなことが統一できなくて困っているという話でした。
複合的にいろんな問題が絡み合っています。
それで、
まずは、問題が何かをずらっと書き出しました。
次に、それらの問題の関連性を図示していきました。
そのうち、ある個所で、
①スタッフのネガティブな感情→②副師長が本当に言うべきことを言えず→
③スタッフは師長に不満をぶつける→④師長はスタッフに話をする→⑤スタッフは副師長のいうことと師長のいうことが違うと余計に不満を持つ→⑤スタッフのネガティブな感情が大きくなる→①(に戻る)
という負のループがぐるぐる回っているんじゃない?
こういう負のループを作るシステムが出来上がってしまっているから、
どこかでループを断ち切るか、
何か異質のものを投じるかしないといけないんだけど、
何をすればいいと思う?とBさんに聞きました。
すると、Bさんは、どうしたらいいかを自分で口にし始めました。
5分前までは、どうしたらいいかわからない、とりあえずやり始めたことも、うまくいっているのかどうかわからないと嘆いていたBさんです。
頭の中にあるものを全部書き出して、
それで俯瞰して見れるようにすると、どこに接近すればいいかをみつけやすくなります。
その後、劇的に表情がよくなったBさん。
今日から取り組んでいるかなあ。
全力で応援します!