年に一度、京都大学で、キャリアについての講義を2コマしています😊
講義の最後の質問タイム。
ある学生が、手を挙げ、
「ホワイトカラーの仕事や知的労働が、AIにとって代わられるようになったら、
仕事のやりがいとか、何に仕事の価値を置くのかが変わってくると思う。
それについての(勝原の)考えを聞かせてほしい」
と発言しました。
わたしは、最初、その言葉を正面から受けて、
「何をしていたら自分が幸せか、貢献できたと感じるかを軸に仕事をするから、
あまりAIとか気にしてない」
といったたようなことを話しました。
ふつーーの研修や講義だと、それで終わるのですが。
昨夜は終わらなかった。
AI の世界観、宗教と科学、社会構成主義、人類の歴史、進化と退化、科学と倫理など。話は多岐にわたり、
気がつくと、2人で45分も話し続けており、5、6人の学生が取り巻いていていました。
こう言えばああ言うの連続ではあるけれど、
相手を打ち負かそうとするのではなく、
応答する自分という道具を使って、
2人がそれぞれの間の論理的な矛盾や浅慮がないかを確認するやる取りの連続でした。
最近は、誰かと議論になりそうになっても、
実際には議論することがほぼなくなっています。
久しぶりに楽しい時間でした😊