今日で、日本看護科学学会(JANS)理事の任期が終わりました。
任期の3年間は、広報担当委員長として学会の広報活動をしてきました。
理事会に参加するたびに、
アカデミックな世界とは少し遠ざかっていた私に、
学問としての看護の「今」を「未来」に進ませていく力を
たくさん学ばせていただきました。
お世話になった先生方、ありがとうございました。
広報委員会のメンバーにも恵まれ、
いろいろ活動してきましたが、
なかでも、「看護研究の玉手箱」は、
委員会活動として最後に手がけた新規事業でした。
これは、学会が表彰した過去5年間の論文を、
看護の実践家や看護職ではない人たちにも理解できるように、
著者自らがわかりやすく解説するという事業です。
”論文”って、なんだかとっつきにくいなあとか、
英語の論文なんて一生無縁だわって思っているような人たちにも、
その内容や成果を知ってもらい、看護の知や技術を身近に感じてもらいたい。そうでないと、もったいない!と思ってきたので、
なんとか実現させたいと思っていました。
任期の終わる直前の、先週の13日。
15の論文を玉手箱に入れて、
学会のホームページに掲載することができました。
ぜひ、時間のあるときに、
看護の知ってどんなものがあるのか、のぞいてみてください。
これから、まだまだ玉手箱は育っていくと思いますが、
まずは、手始めです。