昨夜、とある研究会にて、
株式会社カルヴォの代表取締役松本圭司さんのお話を聞きました。
ある日、薄毛であることをカミングアウトし、
今まで持っていたコンプレックスを吹っ切るとと決めた松本さん。
理髪店で思い切って短い髪型にし、眼鏡なども新調しました。
その姿が、社内の女性にとても好評で、すっかり気持ちのありようが変わったとのこと。
薄毛は、「恥ずかしい」とか「だめだ」という気持ちになりやすく、「増やす」か「隠す」という対処方法が一般的。
そうではなく、薄毛を「見せる」ことでかっこよくなり、それが心理的にもすごくよいということを多くの人に体験してもらいたい。そういう気持ちでつくった会社と聞きました。
これって、すごいことです。
研究会では、
事業としての幅を持たせるために、女性も対象にしたらどうかという意見が出ました。
私も、抗がん剤の副作用で髪が抜けてしまう人たちにも、今後は事業展開してほしいなと思いました。
心理学、哲学、経営学、社会学などさまざまなアプローチができる事業です。
近々本も出版されるとのこと。
楽しみですね。