『座右の書『貞観政要』:中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」』

投稿者: | 2020年2月4日

『座右の書『貞観政要』:中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」』出口治明著 、角川新書、2019

勝原私塾では、最終日に「覚悟」について考える時間を持ちます。
いろいろなセッションを展開しますが、
そのうちの一つが、共通の本を読むことです。

私塾1期では、『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』池田貴将 (著)、
私塾2期では、『平尾誠二 名言録 人を動かす120の言葉』平尾 誠二 (著)

を用いました。


私塾3期では、本書を取り上げます。

人間はみな未熟な存在。
だから、自分を律し続け、学ぶ姿勢を怠らない。
そして、能力のある部下を登用して信じて任せる。

どの指南書にも書いてあるようなことかもしれませんが、
私は、1300年間、古今東西で読み継がれてきたことの意味を深く考え、
今の時代に読ませてもらうことに感謝しながら読みました。
そして、私にできることは、
私塾生と共に、より一層、太宗・李世民から学ばせていただき、
それを持って実践に活かすこと、一緒に生きることかと思いました。

とは言っても、原文を読んだわけではありません。
『貞観政要』は、マネジメントを学び始めた頃から、リーダーシップを学ぶなら必読だと言われていたので、 読みたい、読まなきゃと思いながら、手つかずでいました。

著者の出口治明さんのわかりやすい解説がなければ、
今でも読みたい本リストに入りっぱなしになっていたことと思います。
感謝、感謝です。

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