「トランジション」をワークショップする

投稿者: | 2022年5月22日

ヘルスケアワーカーキャリア学会のワークショップで、
「トランジション」を扱いました。

勝原私塾でもよく採り上げているテーマですが
人生の転機と訳されるトランジションの理論を知っておけば、
実際のトランジションのときに、使えます。

ウイリアム・ブリッジズのトランジション論は、
「終わり」から始まり、「ニュートラルゾーン」を経て「始まり」を迎えます。

○「終わり」から始まるという感覚
○「ニュートラルゾーン」を十分に味わうという感覚
○「始まり」の感覚

トランジションは、心理移行移行ですので、その感覚がとても大事。

今日は、参加者各人にそれぞれの転機を想起してもらいました。
そして、トランジション論でそれをとらえることで、
その時期の位置づけを整えていくということをしました。
たとえば、
  振り返りたくない過去→その過去があったから今がある
  だめだめの私→だからこそ助けてくれた人がいっぱいいる  など。

どのトランジションも自身の人生の中で必要なことだったと思えるとしめた
です。
だから、終了後に、次のような声が聴けたのはとても嬉しいことでした。

参加者の声
・この理論を知っていると、今はその時期なんだと乗り越えられるように思います。
・ネガティブな思い出も、よい機会だったと捉えられました。
・グループで話をすることで、自分の今置かれている状況、特に「こころの状態」が言語化できました。私も含めて、職場ではこういう話が意外とできていないということがわか りました。こういう場を設けることが大切だと思いました
・言葉にしてみると「実はこう感じていたんだ」ということがより深く理解できました。
・トランジションの振り返りをする中で感謝の念が沸き起こりました。次のトランジショ ンが来た時も安心して乗り越えられそうです。

この理論を知り、安全・安心の場でトランジションを語るだけで・・・
3時間で人は変われます!
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ヘルスかワーカーキャリア学会。
8月から新年度スタートです。
ぜひ、ご入会を(^.^)




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