3月4日(土)より、勝原私塾の11期がスタートしました。
あれええ~~~
前からみんなお友達だったけ・・・??
というくらい、今期は最初からワイガヤMaxでスタート。
うーん。いい感じ。
2日目。
周囲の人のキャリアを支援することを考えていたとき、
職場で主任を務めているKさんが、次のように話しました。
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「この数日、スタッフ支援がうまくいってなくって、とうとうそのスタッフが退職を決めちゃったんです。私のキャリアを振り返っても、自分がやろうと思ったことを、ことごとく打ち砕かれた経験ばかり。だから、彼女の求めていることにちゃんと対応できなくて、こんなことになったのかって思ってしまって・・・」
その言葉を聞くなり、私の中のコーチ筋がうずきだし、
Kさんにその場でコーチング。
前に出てきてもらって、打ち砕かれた経験を再現。
そのとき、どんな気持ちだったの?
本当は、なんて言ってほしかったの?
それでも、次に進んだのはなぜ?
次のところでも頑張ったのはなぜ?
それにこたえていくKさん。
そんな自分に対して、なんて声をかけてあげたい?
「頑張りすぎだよ。目標は柔軟に変えていいんだよ」って言いたい。
そうかあ。
「さっき、私はうまくキャリア支援できない、だって私自身がいい経験してないから って、言ってたけど、どうですか?」
「支援・・・できると思います」
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彼女の語るかつての経験を聞いていた塾生の何人かは、
私も同じような経験をしたことがあるから、とても気持ちがわかると言い、
それでも頑張ってきたKさんのキャリアを聞いて、もらい泣きしたと涙をぬぐっていました。
思うようにいかなくても、キャリアを作ってきたKさんに勇気をもらった人もいました。
人は、過去からも学べるし、他者からも学べます。
私塾は、職業も職種も職位も関係のない「ひら場」だから、
その学びが自然に起きます。
そういう場です。