長野県看護協会の認定管理者教育サードレベルでは、
「組織の倫理」に関して12時間をとってくれています。
去年に引き続き、たっぷりどっぷり研修をさせていただきました。
学びほぐしのための問いをたくさん投げかけ、
こうだという思い込みや決めつけ、
あるいは、
こうならなければならないという価値観へのとらわれなど
に気づいていってもらいます。
それがいいとか悪いとかではなく、
自分はそういう考え方をしているのだと気づくということです。
そのうえで、
「本当に大事にしたかったことは何ですか?」という問いに、
向き合っていきます。
口々に聞こえてきました。
●何か質問をされたら、自分の答えが合っているか合っていないのかををいつも気にしていた
●どうしようもないこともあるのに、なんとか解決しようと必死になっていた
●倫理問題ではないことまで倫理問題と思って苦しんでいた
●△△さんの行動を問題だと思っていたけど、自分がそこに向き合っていないことに気づいた
などなど。
そして、
〇10年近く抱えていたことに決着がつきました
〇ほかの人の発表を聞いていて、自分も同じだと気づき胸の中から何かがこぼれていきました。
〇倫理の研修をこんなに楽しいと思ったことはなかったです。
と、休憩時間にわざわざ言いにきてくれたひとが何人もいました。
実は、12時間の間に、倫理問題に苦しんでいる数名に公開コーチング(研修生全員の前で)もしました。
コーチングを今からしますよとは言わず、
終わった後に、こういうコーチングもありますと少し解説しました。
もう何十年も管理者倫理、組織倫理の研修をさせていただいていますが、
コーチングの技をもっともっと入れると、
さらに発展した研修になるなあと私にも新たな気づきがありました。
帰路は、りんごとワインでいっぱいになったキャリーバッグが相当思ったかったですが、心は晴れやかでした。
素敵な研修の時間であったことが伺われ、気持ちがほっこりしました。ありがとうございます❣️文中「求刑時間」という記載を見て「休憩時間」の誤りではないかと思いました。細かいことですみません