「始動した『看護部長100人プロジェクト』:看護部長の経験知を次世代の知に」の反響

投稿者: | 2017年8月21日

一昨日、学会で標記のタイトルでインフォメーション・エクスチェンジを運営しました。
想像以上の反響をいただいたので、残しておこうと思います。

看護部長100人プロジェクトでは、
看護部長経験者の生の語り・・・というか、生々しい語りを残していきます。
語る本人が、看護部長当時の自分の考えや感情や状況について、今の立場から反芻することになります。カタルシスにもなります。
そして、残された語りは、その本人の経験ではあるけれども、
聞いたり読んだりする人にとっては、その看護部長のちょっとした疑似体験、予期的体験をすることになります。

このセッションでは、
ある一人の語りの要約を朗読しました。

そして、プロジェクトメンバーに、
インタビューをすることによって何に気づき、何を学んだのか、
そして自らの看護部長時代をどのように捉え直せるかなどについて発表してもらいました。

参加者は、100名くらいはいらしたと思います。
挙手してもらったら、7割くらいは看護部長経験者。
2割くらいは副看護部長職でした。

まだ、アンケートの集計はできていませんが、
以下、参加者のコメントおよび、集会後に個別に寄せされたコメントです。
○ プロジェクトの意義がよくわかった。自分も参加する。
○ 研究としてもやってほしい。
○ 自分の意思で看護部長を辞めたのだけれども、そこには「辞める」といわなければならないような事態があった。
○ 副部長として、部長を支えているのかどうかを振り返れた。
○ 母親が看護部長をしていた。どんな思いでしたいたのか聞きたくなった。
○ 今日の事例を聞いて、あれもこれもと思い出したことがいっぱいあった。
○ あまりの感銘に胸が熱くなった
○ このプロジェクトのためなら何でもする。
○ とても大切なプロジェクト。こういう取り組みをしてくれていることに感謝です。
○ その他

とにかく、「ああ、やっぱりやり始めてよかったなあ」と思いました。

自分では意義があると考え、仲間を募って始めたプロジェクトです。でも、こうしてフィードバックを受けると、本当によかったと思います。

早く、多くの方に100(以上)の看護部長の語りを読んでいただけるよう、とにかく基盤を作ります。

そして、真の意義は、きっとそこからみんなが創っていくことになると思います。

インフォメーションエクスチェンジにご参加されなかった方の中でも、興味のある方は、ぜひ、ご連絡くださいませ。(office.katsuhara@gmail.com)

 

「始動した『看護部長100人プロジェクト』:看護部長の経験知を次世代の知に」の反響」への2件のフィードバック

  1. 香川さゆり

    勝原先生、私はあの場では意見を言うことはできませんでしたが、思うところはたくさんありました。私は科長職です。この夏に認定看護管理者の認定審査に合格しました。看護部長職は、自分がなりたいと思ってできるわけではなく、ひとつの組織には、基本一人の看護部長しか存在できません。しかし、現在の教育機関でたくさんの看護部長経験者や現任の部長さんの講義をききながら「看護部長って、面白そうだ、できればやってみたい!」と思っているひとりでです。身の程知らずかもしれません。いいことも悪いことも、感動も苦難も、今の私にははかり知れませんが、むしろ挑戦してみたいと思っています。勝原先生の100人プロジェクトの部長さんの語りを聞かせていただき、さらに思いは強くなりました。こんなこと、絶対に上司には言えません。この先、自分がどうなるのかわかりませんが、ずっとずっと頑張っていこうと思っています。ありがとうございました。

    返信
    1. katsuhara 投稿作成者

      看護部長をやってみたいとい思いが強まった…
      そういう人が出てきてくれるのが、
      このプロジェクトの願いでもあるので、
      嬉しいコメントです!

      返信

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