病院でお世話になる、お医者さん、看護師さん、薬剤師さん、病因の患者に対するそれぞれの役割について、ドクターは、キュア(治療)、ナースは、ケア、薬剤師は、コミュニュケーション(薬の服用について、日に何回、食前か、食後か、等々、きちんと飲み忘れないように、説明する)、cure care communication と3つのキーワードが、どれもcで始まり、頭韻を踏んでいます。このことを、どなたから、最初に教わったのか、思い出せないのですが、はじめて教わったときから、いまに至るまで、病院行ってでの分業と協力のあり方、関係を、考察するうえで、興味ある視点だと思いました。経営学の組織論のなかでも、ジェラルド・ヘイグの『Communication and Control in Organization』のように、病院をリサーチサイト(研究対象、フィールド調査の場所)とした研究がたくさん生まれました。経営学のなかに、組織行動という科目が設置されることがおおいですが、企業だけでなく、NPO、学校・大学、病院、など、もっと多様な組織、業界を対象に、経営学者も、わたしも含め、取り組むべきだと認識しています。神戸大学大学院経営学研究科の社会人大学院金井ゼミでも、これまて、看護師さん、薬剤師さん、医者さんなど、医療従事者が、MBAにとどまらず、PhDまで、取得され、活躍しておられますし、また、充実したキャリアを歩まれています。そのことが、うれしく、ありがたいです。
完全に自分たちだけで閉じてしまっていうる。それで新しい技術が入らない。
芸術も古いConventionを捨て、新しいConventionを作り出すことで進歩してきた。
白い花と白い花を掛け合わせても、白い花しか咲かせられない。
白い花と赤い花を掛け合わせると、白い花、ピンクの花、赤い花も咲かせられる。
クリニカルパスも基はと言えば、経営管理の技術、これを医療に持ち込んだ異花受精。
目立つのは学術方法論に対する不遜。
わずか数時間の講習を受ければ使えるようになると思っている。
学術方法論も同じ。原理のとろこまで理解し、使えるようになるまでの修練が不可欠。
テキストマイニングを導入し、広がってきたが、多くは使い方が滅茶苦茶。
この手法はどういう原理を用いて、どう測定するのか、対応できる分布はどんな分布。
プログラムにデータを入れたら答えになると思っている。
敢えて聞きたい。まっとうに採血できるようになるのに何年かかった?
外国で勉強するのは良いけれど、肝心の勉強までしてきていない。
やれベナーがこう言った、オレムがこう書いている。
そうではない外国で勉強するとは、どのような存在をどう認識し、どのような方法で知識を得たか。
その方法論まで学んで来ていない。そういう人にかぎって金科玉条のように知識を振り回す。
やり手婆、まさに社会の最底辺から100年かけて今の先端技術のレベルに這い上がった。
その間、たくさんの命も犠牲にしてきた。それが日本の看護師。
南裕子先生が国際看護協会の会長に選ばれた。大事なのはここ。看護協会という職能団体の長だ。
学術団体ではない。日本中の病院で、必死に患者と向き合っているそれこそ一人一人の「名もなき看護師」。
彼らの判断、価値観、手技、方法、姿勢、それが国際レベルのトップに立ったということだ。
学ぶべきはベナーでも、オレムでも、ニューマンでもない。
今もこの時間に患者と向き合っている一人一人の看護師こそが学びの相手、先生だ。
日本人の看護師はメタファーを多用する。
医者の痛みの除去は、「鎮痛」で痛みの部位にある神経の炎症をとること。
看護師が「痛みが治まった」と言う。痛みに随伴する様々な症状が穏やかになっていること。
唯一絶対の神の鎮めるか、八百万神の鎮めるかの違い。
痛みとして表現される周辺のフレーム、随伴症状まで知覚して「痛み」と知覚するのが看護師。
しかも本来のコトバの用法、プロトタイプ用法を追いかけると上代、万葉、古今の時代までたどれる。
神代の時代、日本人が言霊を信じていた時代にルーツがある。
明治以降に創られた医学用語と上代にルーツのあるメタファを用いることがなんと多いことか。
実は見えないだけで、日本人看護師は朱の袴をはいているのかもしれない。
非侵襲的・即時的対応を迫られる日常では、こういう言語Conventionが生まれたのは必然か。
服部兼敏様
この学会では、現場の「場」と、現場以外の「場」を掛け合わせて、なにかが生まれることを期待したいと思っています。
さあ、何がでるか・・・そのプロセスや方法すら○○論とか○○方を離れてみてもいいかな・・・などと思っています。
もちろん、根幹のミッションは大切にして。
病院でお世話になる、お医者さん、看護師さん、薬剤師さん、病因の患者に対するそれぞれの役割について、ドクターは、キュア(治療)、ナースは、ケア、薬剤師は、コミュニュケーション(薬の服用について、日に何回、食前か、食後か、等々、きちんと飲み忘れないように、説明する)、cure care communication と3つのキーワードが、どれもcで始まり、頭韻を踏んでいます。このことを、どなたから、最初に教わったのか、思い出せないのですが、はじめて教わったときから、いまに至るまで、病院行ってでの分業と協力のあり方、関係を、考察するうえで、興味ある視点だと思いました。経営学の組織論のなかでも、ジェラルド・ヘイグの『Communication and Control in Organization』のように、病院をリサーチサイト(研究対象、フィールド調査の場所)とした研究がたくさん生まれました。経営学のなかに、組織行動という科目が設置されることがおおいですが、企業だけでなく、NPO、学校・大学、病院、など、もっと多様な組織、業界を対象に、経営学者も、わたしも含め、取り組むべきだと認識しています。神戸大学大学院経営学研究科の社会人大学院金井ゼミでも、これまて、看護師さん、薬剤師さん、医者さんなど、医療従事者が、MBAにとどまらず、PhDまで、取得され、活躍しておられますし、また、充実したキャリアを歩まれています。そのことが、うれしく、ありがたいです。
金井壽宏先生
組織行動論は、人の話なので、本当にどのような組織でも必要とされる大切な領域です。
先生から学ばせていただいたことを、実践に活かすことができているのが、幸せな感じです。
コメントありがとうございます
勝原先生紹介のプレイフル・シンキングと続いてラーニング、ワークショップを読んで見ました。楽しく学べました。私も参加したくなりました。
松村先生は、ヘルスワーカーキャリア学会の学会メンバーですか⁉︎
参加して楽しかった!という学会にしたいと思っています。
今なら入会無料ですので、
info@nurse-cs.com
までお申込みいただけると嬉しいです。
勝原様
様々なご活躍を雑誌を通して拝見させていただいております。
とても興味深い学会ですね。是非学会誌の発行予定など決まりましたらお教え願います。
まだまだ誕生したばかりの学会です。
ワークショップを行ったりしていますが、学会誌発刊には至っておりません。
会員が増え、いろいろな企画が展開できるようになればいいなと思っています。
どうぞご支援よろしくお願いいたします。