大竹しのぶ主演「ザ・ドクター」@兵庫県立芸術文化センター
に行ってきました。
宗教、ジェンダー、地位など、
人を何らかのカテゴリーに分けるがゆえに生まれる違い。
それに対して、
「私は一切のグループ分けはしない。医師として自分が正しいと思うことをしただけだ」と言い切り続けるルース(大竹しのぶ)。
多かれ少なかれ、
誰もがなんらかの偏見のようなものを持っているのでしょうが、
「偏見がある」ことを絶対的な前提とし、
それをあぶり出そうとする攻撃性には恐怖を憶えました。
私がルースだったらと考えると、すごくしんどくなる演劇でした。
だからこそ、オフィスKATSUHARAが掲げている
「互いをかけがえのない「個」として尊重し、学び合い、成長を喜び合う場を作ります」
という理念を、ますます大事にしたいなと思うこともできました。
もうすぐオフィスKATSUHARAも5周年を迎えます。