標記のタイトルで、 ヘルスケアワーカーキャリア学会のワークショップを開催しました。
今回は、おもてなしのプロ育成に学ぶ3つの視点で、それぞれ約1時間ずつ、合計3時間の構成でした。
①育成の仕組み
②Off-JTとOJTの連携
③プロフェッショナルの覚悟
プレゼンテーターの西尾久美子さん(近畿大学経営学部教授)とは旧知の仲で、彼女には、この学会の中心メンバーとして運営にも携わってもらっています。
私自身は何度か聞いたことがある話なのですが、
それにもかかわらず、西尾さんの話はとても新鮮に響きました。
キャリアのことを考えるって、その時々の自分いる環境や、心持ちに左右するからかな。
さて、今日の参加者の方々は、
○新卒の人が誰に相談すればよいのか、2番手、3番手、4番手まで明確になっている仕組みは導入したい
○舞妓さんの育成を置屋のお母さんが全面的に協力する仕組みや、舞妓さんを現場で育成するお姉さんの役割、そして、舞妓さんとお姉さんを取り持つ仲人の存在など、業界あげてのサポートシステムは勉強になった
○「座持ち」は、ヘルスケアワーカーにも必要なスキルなので、現場でどのように教えていけばよいのか考えたい
○「一人前にはずっとなれない」という言葉に、自身のことを振り返ってはっとした。自分たちの仕事に通じるものがある。
○教育機会を提供する側だけでなく、教育を受ける側にも聞かせたいないようだった。
などの、学びレポートをたくさん寄せてくささいました。
ファシリテーションをしている私にとっても、
キャリアの節目をどう選択するのかといった話や、
座持ちのためのチーム編成をどう考えるかといった話は、
いつも考えていることなので、異なる視点をいただき、とても刺激的でした。
異なる業種、業界から学ぶって大事ですね。
さて、次回のワークショップは、
2022年5月22日(日)午後を予定しています。
テーマは、「トランジション(予定)」です。
お見逃しなく(^.^)