枠組みは大事。枠組みを取っ払うのはもっと大事。

投稿者: | 2022年11月18日

徳洲会グループの看護部長研修に呼んでいただきました。
沖縄から北海道までの全国のグループ病院の看護部長たちが70名ほど集まった対面での講義です。

ある現象をみると、すぐに問題解決をしたくなる管理者の性。
それはいったん取っ払う練習。

「この事例を、どうしらよいのかという問題可決思考ではなく、まず、組織で何が起きているのかという視点で考えましょう」

と伝えたのですが、みなさん問題解決思考になってしまいます。

問題解決思考がダメなのではなく、A⇒Bというパターン化された思考で常に解決をはかることを繰り返したとします。
そうすると、その解決方法が当たり前になり、その枠組みから抜け落ちるものが出てきます。そして、本当に大事なことを見失うことがありますよということ。

翌日届いた主催者からは、そのことがよくわかったとメッセージが届きました。
ちょっとしたことなのですが、枠組みを入れたり出したりが自由にできれば、
より豊かなマネジメントを感じられるようになります。
今後のご報告が楽しみです(^○^)

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