看護部長を務めている間、
事務職員の人たちには、本当によく助けてもらいました。
彼(女)らには、経営情報に関しては、自分たちが一番よく知っているという自負があり、よく勉強もしていました。
事務部門の中で、事務のプロを育てる仕組みもありました。
それは、事務のナレッジが何かをわかっていたから、
できていたのではないかと想像します。
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今日は、「チーム医療における多職種連携の現状と展望:事務管理部門の役割」というメインテーマで開催された日本医療・病院管理学会第351回例会に参加。
看護部長の視点から講演をさせていただきました。
チーム医療というと、医師、看護師、薬剤師、検査技師、理学療法士などの医療関連職種によるチームが想定されやすいのですが、
事務管理部門がどのようにチーム医療にコミットできるのかが、例会の趣旨です。
私は、看護部長として事務部門から多くを学びました。
●看護は患者を中心に「医療」の隙間を埋めるが、
事務は「組織」の隙間を埋めている
そして、
● 組織にとってよいと思ったことは、
縁の下の力持ちを買って出てくれる と言ったことを話しました。
うなづいて聞いてくれている人が何人もいたのは、壇上から見えていました。
聴いて下さった方達の多くは事務管理部門の職員さんたちです。
その人たちに、
何か少しでも響くものがあればよかったのかなと思います。