午前中は、北摂四市の合同管理者研修で講演。
夕方からは、ナレッジサロンで、ISCAスペシャルトークセッションに参加しました。
二人の若き異才の話を聞きに行くのが目的でした。メモ書きですが、記録代わりに残します。
1 瀬尾拡史氏「CGが医療を変え・・・る?」
演者は、中学校の頃からCGを作ってきた医師。彼が中学や高校の時に作ったCGの作品を紹介するのを見ていて、CGはすごく難しい数学がわからないといけないんだと、今更ながらに気づく私・・・。瀬尾氏は、自分の気管支を3Dプリンターで作って、気管支鏡の操作練習ができるようにしたというのは、今風で面白かった。でも、彼はそれを3DCGにして、パソコン上で手技練習ができるようにまでにしている。こんなアプリがたくさんできれば、子どもでも、当たり前に気管支鏡の操作が(バーチャルで)できるようになる。すごいことだ。
2 落合陽一×宇川直広「テクノロジーと身体表現」~人間、コンピューター、自然~
”現代の魔法使い”落合陽一氏の頭の中を現”在”美術家宇川直広氏が探る・・・という触れ込み。一番前のかぶりつき席で二人のトークを聞いた。言っている言葉が難しくてわからないところもあったけれど、落合氏は実は極めてふつーの事を言っているような気もした。しかし、メモをとっていなかったので、どんどん展開した話の内容は、残念ながらほとんど覚えていない。ふつーというのは、大勢がある種の見方で物事を捉えているのを、いろいろそぎ落としてその本質をどうみるかを表現しているから、そう感じたように思う。実は、それが難しいのだけど。ああ、でもそれだけではなくて・・・進化とか未来とかという、つかんだり感じたりすることのできないものを意識させられるような感覚かなあ、それがとても新鮮だった。
ところで、TED TOKYOで見たときの印象よりも、シャイなのか何なのか、スマホをいじっていたり、足を組み替えたり、視線が定まらなかったり・・・と彼の動作に興味を持ってしまった。「情熱大陸」、まだ見てないから見てみよう。