今日の看護部長100人プロジェクトは、
看護部長の引き継ぎがメインテーマでした。
○前看護部長と食事に行ける人と行けない人との違いは何か
○引き継ぎはあった方がいいのか、ない方がいいのか
○2年ごとに交代する看護部長は、組織に何を残すのか。また、そのような看護部長に師長たちは何を期待するのか
○「私は何も残せません」という看護部長が、何かを残せたと自覚するためには何が必要か
○次期看護部長就任後も、組織に残りたいという看護部長にどのように対応したらよいか
などなど、話は尽きず。
一番、私的にヒットしたのは、「手負いのイノシシ」の話です。
周囲が、もうこの看護部長さんは限界だなと思っていて、
いろんな人がいろんな場面で、そのことを投げかけるのですが、本人は気がつきません。
あっちに行っては、自分抜きで出された提案にダメだしを繰り返し、こっちに来ては、退任以降の仕事内容に決裁権を持とうとしたり。
そうやって、自分はまだ頑張れることをアピールします。
周りの人は、なんとか穏便に退職してもらおうと気づかいつつも、言わせるだけ言わせて正面からは相手をしないという方法をとっていきます。
かき回される組織は迷惑を被っていますが、本人もとても傷ついているはずなのです。
「手負いのイノシシ」。傍目には、とてもさびしい感じがしてしまいます。
引き際って、社会的にも心理的にも難しですよね。
だからこそ、就任時の覚悟が大事なのではないかとも思いました。
看護部長プロジェクトって、何ですか?興味あります。
私、4月から新米看護部長です。
元看護部長の語りを100人以上集めて、web上で公開し、現看護部長や次期看護部長たちが経験していない知をシェアするプロジェクトです。
2,3,ヶ月のうちにはホームページを作る予定です。
また、このオフィスKATSUHARAのブログでも宣伝しますので、よろしくお願いします。
4月から、看護部長ですか。
やりがいがあると思います。頑張ってくださいね。