昨夜遅く高知入り。
今日の午前中は、高知城見学。本丸と天守閣の違いをしっかり認識しました。(実は、よくわかっていなかった…^_^)。
午後からがは、高知県看護連盟と高知県看護協会の合同開催研修で、
「組織で生きる看護職」と題する講演をさせていただきました。
最近は、組織倫理の話をする事が多いのですが、今日は組織内キャリアを歩む事について話をしました。
今 、私自身が組織を離れた立場にいながら、顧問やコンサルの仕事を通して組織内キャリアを歩む人たちの支援をしています。今日の話は、離れているからこそ、より深く理解できる組織と人との関係について話しました。特に、組織内で、大事なことを大事にできる仕事の仕方、生き方を考える機会にしていただければと考えた講演構成でした。
かつての同僚で、今、高知県で看護部長をしている知人も聴きに来てくれました。嬉しかったなあ。
ぼくは、看護師の個の確立を促してきましたが、残念ながら成功したとはいえません。
組織のなかで生きることは個の確立を阻害してしまうような気がしますが、いかがでしょう?
中木高夫様
私は必ずしもそうは思いません。たしかにそういう人もいます。組織の中で生きることのダークサイド(努力しなくなる、みんなと同じようにしかしなくなるなどなど)の話も最初にしました。しかし、豊かで創造的な組織であれば、個の潜在的な才能やニーズを活かすことができます。人は、自分で作ってしまっている枠組みが、あまり意味がないことに気づいたときにindependentの一歩を踏み出せるように思います。だから、組織って、重要だと思うんですよね。