「人生の主人公として、生き生きと看護を歩む」

投稿者: | 2018年7月18日

愛媛県立病院中堅看護職員研修を行いました。
対象は経験10年以上の看護師。
約80名の参加者で、ほとんどが主任の職にある人たちでした。

もう何でもこなせる看護師たち。
周囲の信頼も篤く、今後を期待されています。

でも、この時期、
子育てとの両立、先行きが明確でない不安、交代制勤務のしんどさなどの、社会的、心理的、身体的な不安も出てきます。
どんどん入ってくる後輩たちを育てるという役割を持ちながら、自分のキャリアをどう考えるのか。そんな課題を持っていそうです。

今回の研修では、自分自身のキャリアヒストリーを振り返り、歩んできた道を主体的に次につなげられるよう意識しました。

もちろん、いろいろ抱えていることやうまくいかないことはありますが、
今までもそれを乗り越えてきた自分がいます。
それをグループワークでも確認し合うことで、とても前向きなフレーズがたくさん編み出されました。

・今までの経験は無駄ではない。現状の課題を肯定的に捉えることで成長できる。
 ・多忙な業務の中でも、精神的に強くなっている。後輩の背景や特性を理解して関われている。それが、自分たちのキャリアアップにつながっている。
 ・自分のキャリアは、まだまだ発展途上。伸びているんだ。
 ・すべてのことがキャリアにつながる
 ・実は、自分たちの後輩から学んでいるんだ。
 ・など、など、など、など。

私は、看護師たちが、生き生きと自分語りをするのを聞くのが大好きです。
だから、とてもやりがいのある研修をさせていただき、ありがたい一日でした。

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