久しぶりにお会いした某大学のK先生。
開口一番、
「勝原さんの博士論文はお手本になるよ」とおっしゃいました。
一瞬、驚きましたが、もっと驚いたのはその次の言葉でした。
「何が?って、謝辞の書き方が」
その後、どんな謝辞だったからしらと、読み直しましたよ。
もちろん。
(今は、インターネットで公開されているので、
どこからでも読めて便利ですね)
たしかに、書き上げた直後の万感の思いが込められており、
仕上げるプロセスにおいて何が支えになったのか、
そのエッセンスが、ちゃんとそこにありました。
謝辞そのものは、博士論文の審査には何の関係もありません。
良い謝辞の基準がなんなのかという肝心なことを
K先生に確認するのを忘れてしまいましたが、
論文指導に役立てていただいているのは、
気恥ずかしくも嬉しかったです。
私の修士論文も、勝原先生の博士論文を参考にさせていただいて作成しました。そうしたら指導教員から「修士でここまで書く?」と言われました。私の返答はもちろん「はい、書きます」ですが。ありがとうございます。
私も、自分の修士論文の謝辞を見直してみようと思います。