先日の奈良県看護連盟での2時間の研修は、
申し込み締め切り前に定員に達したとかで、
会場は超満員でした。
そんな中、諸般の事情でパワポを使いませんでした。
数日前に、だいたいこんなことを話す予定だという箇条書きのレジメをWORDで作り、当日はそれを配布してもらいました。
テーマは「管理者倫理」
1998年からずっとテーマにしてきた内容なので、
もう 何度も何度も何度も話してきた内容です。
とはいえ、聴いてくださる多くの人たちにとっては初めての内容でしょう。
私が大事にしているのは、会場の空気感。
だいたいどんな人が来てくれているのか全体把握をします。
そして、そのときに降ってきたエピソードや思いから話し始めます。
みなさんの目線をこちらにしっかり感じられたら、
次々に話しかけたいことがわいてきます。
ただ、脇道に逸れたように思うことも、
その時に話したいと思ったことだから、結局は先に話したことのどこかに繋がっていきます。
そうやって、終わったときには、
だいたいレジメに書いてあることは話しているっていう感じです。
パワポがあると、それに気を取られるし、
その通りに話さないといけないような気になりますが、
最初からないと、伝えたい3つくらいのことだけを柱に置いておけば、
自由に空間を演出することができます。
なんて、かっこいいことを書いていますが、
一応、パワポは作っています。
(奈良県看護連盟の研修パワポも作っていました)
それを手放すか、それを大切に使うかは、直前の感覚なんです。
で、今日は一日、次の研修のパワポを作っています。